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【3章分セット~コミュニケーション力を高める】音楽で育てるクリエイティブ・マインド

 

このセットはオンラインプログラム「音楽で育てるクリエイティブ・マインド」全10章のうち、3章分を抜粋した内容になります。特に「コミュニケーション力を高めたい」場合にお勧めです。

 


●セット内容

・はじめに
・主な楽器と登場作品
・第2章:自意識をゆるめる~プーランクに学ぶ
・第6章:感動を拡散する~リストに学ぶ
・第10章:宇宙と一体化する~モーツァルトに学ぶ
・解答集
・おわりに

 

 

●お勧めポイント~リーダーシップを高めるとは

 

コミュニケーションは、様々なシーンでテーマになります。他者との関係作りは、学校生活でも仕事でも欠かせない要素です。社会には必ず他者がいて、他者がいるからこそ、社会生活が成り立ちます。しかし他者は自分とは異なる存在。自分の思うように考えたり行動してくれるとは限りません。面倒に感じることもあるでしょう。どうしたら自分も他者も尊重し、円滑な人間関係が築けるのか、これは永遠のテーマです。

 

プーランクは、自意識を持ちながらも、それを適度にゆるめて他者の要素を採り入れたり、ユーモアをもって他者とのコラボレーションを楽しんでいました。相手に対する純粋な興味から生まれたものですが、他者に自分と同じような要素を見出していたようです。一方、プーランクは身近な人の死などを通して、人間の業(カルマ)も感じていました。戦争や他国による占領を経験した人でもあります。人生が根底からひっくり返されるような出来事で、彼の意識ははからずも変化せざるを得ませんでした。そうして人間という存在を様々な角度から俯瞰してたどり着いた境地は、人間という存在に対する諦めと許し。人間は楽しく、愉快で、おかしく、悲しく、愚かで、どうしようもない面もある。プーランクの音楽は軽妙洒脱かつ深淵であり、本人自身も含め、人間という存在をわりきらずまるごと受けとめている感覚があります。コミュニケーションの問題の多くは、他者が理解できないことから生じますが、その前に、自分という人間を受けとめることも大事だと気づかせてくれます。

 

リストは自分自身を最大限魅了的に魅せることに長けていました。ステージパフォーマンスの派手さ、超絶技巧を駆使した作品の数々・・・しかし彼は他者の応援も惜しみなくした人でした。ワーグナーやグリーグ、シューベルトなどの作品を編曲して世に広めたり、公演収益を芸術事業や教会へ寄付したり、慈善演奏会を開いて災害被害者への寄付なども行っていました。つまり自他共に意識が開けていたわけです。なぜか?それは、「芸術」を上位に置いていたから。芸術のためならば、自我を入れずに動いたのです。自我を超える目的や目標を共有することも、コミュニケーション円滑化につながります。

 

モーツァルトは、すべては神の采配だと考えていました。物事が起こるも、起こらないのも、いつ起こるかも。そして神から授かった音楽的才能を自覚し、天命としていました。彼が大司教と衝突し、職場を去ることになった時も、その宝を尊重し、尊厳を保ったのでした。コミュニケーションは他者の要求や意見に合わせることではなく、自分を尊重することでもあります。それには、自分の能力や価値観を自覚すること、その上で自然な流れに任せること。人事を尽くして天命を待つ、と似ていますね。実は、モーツァルトが大事にしていたのはテンポでした。音楽にも、人間にも、自然にも、それぞれのテンポがある―それはこの世の原理、自然の摂理を信じることに繋がっています。

ところで、モーツァルトは自身を尊重するとともに、他者をもまるで自分のことのように理解していました。その身近な他者と繋がっている感覚は、離れている他者、さらに人類全体とも繋がっている感覚へと広がっていきます。時空間を超え、”どこかで繋がっている”という感覚。それはたとえ目に見えなくとも、様々な気づきをもたらしてくれる、この世界とのコミュニケ―ションのひとつです。

 

 

●クーポンコードの発行

当セットをご購入頂きますとクーポンコードが発行されます。全10章をまとめてご購入される場合、このコードを入力して頂くと、セット料金1800円分がお値引きされます。ぜひご利用ください。(*クーポンコードはご購入直後メールにてお送りいたしますが、もしメールが届かない場合はご連絡ください)。

 

●3章分セットは他にもございます(自己肯定感を高める/発想力を高める/リーダーシップを高める/コミュニケーション力をつける、等)。詳しくは商品一覧ページをご覧ください。

【3章分セット~コミュニケーション力を高める】音楽で育てるクリエイティブ・マインド

¥1,800価格
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