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Image by Zetong Li
企業・教育機関向
 

「耳をひらく」

グローバルリーダー
感覚育成プログラム

「耳をひらく」
グローバルリーダー感覚育成プログラム

100を超える音楽ワークの中から、ご希望のテーマやレベルに合わせてワークショップを構成します。様々な楽曲を聴きながら「より細やかに、よりダイナミックに」感覚を拓くことを目指します。

●右記は「5つの意識ステップ×6つの音楽ワーク」のモデル事例です。

30のワーク概要・目的はこちらへ

ステップ➊ 

人は生まれながらにして創造者である―創造力とは机上で何かを学ぶだけでなく、本能を呼び覚ますことが大事です。私たちの本能が最も揺さぶられるのは、リズムです。人間の呼吸、鳥の羽音、川のせせらぎ、樹や葉のゆれ、社会など、すべての生命にはリズムがあります。まずは様々なリズムやテンポ、また環境にある様々な音を聴くことで、自分の枠の外に出てみましょう。それは世界にある課題に気づいたり、探究したいテーマに繋がっていきます。「たくさんの刺激を受けることでニューロンが活性化され、眠っていた能力が目覚め、何らかのイノベーションにつながる」(ボー・ロット『脳はものの見方で進化する』より)

ステップ➊はどんなワーク?

ステップ❷

心理的安全性があると人は意識を解放することができ、自由に発想することができます。一方、意識が収縮することによって集中力がもたらされ、物事を前進させて完成に導くことができます。その意識の拡張と収縮が、創造の原動力となります。それをスムーズに発動させるには、思考を休め、感覚に身を委ねることも大事です。人間の感覚は思考よりも繊細かつ豊かで、多くのものを感知しています。繊細な自然の動きや、何かが起こる気配気づく細やかさは、自然、地球、宇宙全体に対する調和した意識にも繋がっていきます。現在SDGsが世界的な潮流となっていますが、これは長期的視で地球全体・生態系全体のサイクルを考えるようになってきている証です。ぜひ音楽を聴きながら、自分や自然と対話する機会になれば幸いです。

ステップ❷はどんなワーク?

​ステップ❸

他者との対話から、アイディアの融合が起こり、有意義な共創へとつながることがあります。創造力が最も発揮されるのは初心者と熟練者を組み合わせたグループと言われますが、MITマサチューセッツ工科大学ではその原理に則り、グループワークでは様々な経験年数の学生を組み合わせています。近年はビジネスにおいて国際的なプロジェクトが増加し、多国籍な社員やパートナーとの協働も増えています。他者という存在は、自分を深く理解するのにもなくてはならないものです。どのような人と、どう関わるかで、自分の世界は変化していきます。このステップでは、様々な他者との関わり合いを体感するエクササイズを実践します。

ステップ❸はどんなワーク?

​ステップ❹

古来よりリーダーは夢を描き、そこに至る道のりを見出し、社会を導いてきました。空を飛びたい、星を掴みたい、といった突拍子もない夢や欲望すらも、人類は成し遂げてきました。「 『可能性の空間』を広げるためには、脳が本能的に避けるような領域に入っていくような勇気や意志も必要」(ボー・ロット『脳はものの見方で変わる』)と言われるように、意志あるところに道あり。人類の欲望も発想力も無限です。では時代の境目である今、私たちが向かうべき方向は?様々な価値観が併存する中、それをまとめるのは大局観にもとづいた構想力です。作曲家たちの大局観や発想力をヒントにしてみましょう。

ステップ❹はどんなワーク?

ステップ❺

世界の広さや深さが見えてくると、自分が世界のどこに立脚しているのか、過去から未来へとつながる歴史のどこに位置しているのかが、大局的に捉えられてきます。そして様々な時代や分野と、多元的に繋がっていくことができます。そこにあるのは、時代が変わっても変わらないものー魂、愛、友情、夢、等々。自分達が成し遂げたものが未来に残るとしたら、何が変わらないものとして残ると思いますか?自らの意志で行動したことの行く末を、時に「委ねる」としたら、どんな結果が待っていると思いますか?普遍性を音楽で体感してみましょう。

ステップ❺はどんなワーク?

1分間のワークに挑戦!
vol.1

【ワーク】大きな流れを感じる

 

ョパン:ノクターンOp.9-2を聴いて、冒頭のメロディをハミングしましょう。いくつかの小さなフレーズの連なり、そして大きなフレーズに意識を向けてください。また同じ曲を3名の演奏家で聴き、表現の多様性を味わいましょう(呼吸、テンポ、フレージングなど)。

​〔関連:ステップ➊意識の拡張、ステップ❸他者との​協働

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