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【3章分セット~発想力を高める】音楽で育てるクリエイティブ・マインド

 

このセットはオンラインプログラム「音楽で育てるクリエイティブ・マインド」全10章のうち、3章分を抜粋した内容になります。特に「発想力を高めたい」場合にお勧めです。

 


●セット内容

・はじめに
・主な楽器と登場作品
・第3章:衝動にしたがう~ストラヴィンスキーに学ぶ
・第5章:自我を超える~ラヴェルに学ぶ
・第7章:ルーツに価値を見出す

     ~バルトーク、メンデルスゾーンに学ぶ
・解答集
・おわりに

 

 

●お勧めポイント~発想力を高めるとは

 

予測不可能なVUCAの時代と言われる現代。「今・ここ」から新しい未来を創ることができるとしたら?「今・ここ」にないものを生み出すには、発想力が求められます。それには何を意識すればよいでしょうか。

 

ストラヴィンスキーは自らの衝動に従って、全く前例のない音楽を書きました。彼の中でずっと前からふつふつと湧き上がっていたエネルギーが、ある瞬間をきっかけに、一気に表に出たような衝動性が感じられます。一度でも衝動を感じたならば、そのエネルギーは身体のどこかに残っていて、外に出るきっかけを待っているのかもしれません。つまり「考えて生み出す」というより、「感情や衝動の中から見出す」こと。ハンガリーの物理化学者マイケル・ポランニー氏は「身体や情念といった暗黙知が、科学の発展を前進させてきた」と述べています。自分の身体の奥に意識を向けてみることは、発想力の第一歩となるでしょう。

 

ラヴェルは意図的に制限を設けたり、逆にその制限をわざと破ったりしながら、発想の枠を広げていきました。音楽でいえば「形式や様式」も一つの制限です。俳句や短歌に字数制限があるからこそ、その中でいかに自由に遊べるか、と似ています。芸術表現における遊びとは、様々な組み合わせを試してみたり、わざと何かを加えたり外したり、逆の視点から捉えたり、あえてセオリー通りにしなかったり。枠や形式という制限があるからこそ、その遊びは知的なスリルに満ちているのです。また、あえてそれをうち破るところに、勇気と工夫が求められます。

 

バルトークは、古くから伝わる民謡に新たな発想のヒントを得ました。発想とは、全く新しいものだけではなく、古いものに新たな光を当てることからも生まれます。「かつてあり、今は(見え)ない」もの。実はその中に、人間が忘れかけている原初的なエネルギーが宿っていることがあります。メンデルスゾーンも、「かつてあり、今は(見え)ない」ものをリバイバルさせました。それは約1世紀前の巨匠J.S.バッハ。メンデルスゾーンによる再演によって価値が再び見直され、今に受け継がれています。そしてメンデルスゾーン自身もまた巨匠達からヒントを得て、歴史に残る名作を書きました。

 

予測不可能の時代とはいえ、未来の種はすでにあります。今忘れかけているものの中に、未来に繋がる大事なものがないか、そんな眼と耳で世界を見渡すきっかけになれば幸です。

 

 

●クーポンコードの発行

当セットをご購入頂きますとクーポンコードが発行されます。全10章をまとめてご購入される場合、このコードを入力して頂くと、セット料金1800円分がお値引きされます。ぜひご利用ください。(*クーポンコードはご購入直後メールにてお送りいたしますが、もしメールが届かない場合はご連絡ください)。

 

●3章分セットは他にもございます(自己肯定感を高める/発想力を高める/リーダーシップを高める/コミュニケーション力をつける、等)。詳しくは商品一覧ページをご覧ください。

【3章分セット~発想力を高める】音楽で育てるクリエイティブ・マインド

¥1,800価格
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