- essugano
母校の講演会にゲスト出演!
11月中旬、母校の講演会にゲスト出演させて頂きました。卒業以来だったので、ただただ懐かしかったです!校舎は一部リニューアルされていて、会場も比較的新しい講堂でした。中高一貫となった現在、リベラルアーツ講座がほぼ毎月開催されているようで、今回は元同級生Iくん、ICU大学アドミッションセンターの方と一緒に、「グローバル社会の歩き方」をテーマにお話ししました。これからの時代に向けて、主体的に学ぶこと、自分自身と対話すること、自分のアイデンティティを明確にすること、既存の枠を越えること、デザイン思考、多言語の世界で生きること等々、色々話題に上がりました!下記はその一部。
主体的に学ぶことーたとえば「好きな教科」について、なぜ自分はそれが好きなのかを問うてみる、気になることをさらに調べてみる、表現してみる、他人に話してみる、関連する本を読んでみる・・・もう一歩踏み込むことで世界が広がり、また自分を掘り下げることにも繋がります。 創り手の意識をもつことー時代の変わり目には「人間とは?社会はどうあるべき?」という大きく本質的な問いが現れます。今は誰もが創り手となることが促され、そのため社会人も学生もリベラルアーツが意識されています。自分には何ができて、他の人には何ができて、全体で何ができるのか。学生生活でも文化祭や合唱祭など自分たちが創り手になる機会があるので、それを十分に味わってほしいなと思います。
枠を越えることー中高生にはまだ”枠”の存在や概念は分かりにくいかもしれませんが(たとえば縦割りの教科や文系理系という区分け、学校のテストで良い点を取るのがいいという考え方も、ある種の枠?)、海外に行くとそれがよく見えてきます。日本でも2020年度大学入試改革に向けて、教育の仕方が少しずつ変わっていくでしょう。問いが変わるということですね。
会場には中高生が4:6くらい、みなさん可愛らしかったです。すでに目的意識がはっきりしている子や将来が頼もしい感じの子もいましたし、今はあまり先が見えていなくてもこれから自己探究する中で何かを気づく子もきっといるでしょう。気づいた時がその人のタイミングです!最後に、拙著2冊を図書館に寄贈させて頂きました。とても楽しい1日でした。