- essugano
ゆっくりした動きからの気づき

最近毎朝ヨガをしていますが、ゆっくりした動きというのは、色々なものを気づいたり、見直す機会を与えてくれますね。
以下は2014年4月のFB投稿より。
ある意味、静かな衝撃でした。。
”パリのグランパレで開催中のビル・ヴィオラ展(Bill Viola)にも行きました。米国のビジュアルアーティストで、絵画のような構図の中で展開される超スローモーションの動きなどが特徴です。こちらの会場も人気でした。
たとえば”The quintet of the astonished” は普通の人物画のようですが、15分の間に表情と仕草が少しずつ変わっていきます。普通に撮れば数十秒ほどの出来事を15分に延ばしているので、あまりに動きが遅くて途中で飽きてしまいそうですが、思わず見入ってしまうのがこのアーティストの作品。時間をゆっくり進めると、驚愕した時の表情や心情の変化、5人それぞれの受けとめ方の違いがよく分かります。
彼の作品は日本を含めて世界中で巡回・展示されているようで、ヴァン・クライバーン国際コンクールの時に現代美術館で初めてみた時は、静かにひたひたと心に迫ってくるような、圧倒的なインパクトを受けました。 "Ascension"とか、その他作品もシンプルな構図とひねったコンセプトが面白いです。vimeoなどで作品が見られるので、静止画に近い状態で10分以上耐えられる方はぜひ!”