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時代を切り拓いた女性音楽家に


先日、月刊ショパン6月号特集『クララ・シューマン没後120周年』についてご紹介しました。ピアニストとして活躍するだけでなく、当時女性としてはまだ珍しかった時代に、作曲家としてこの世に曲を生み出したクララですが、たとえば”Piano Variations”という曲では、端正な語り口で始まり、一気にパッションが弾け出る瞬間が印象的です。実際もそんな人柄だったのかもしれませんね。

Clara Schumann : ”Piano Variations”

ところで、スイスのルツェルン音楽祭から案内が毎期送られてきますが、この音楽祭はいつも時代に寄り添ったテーマで興味深いです。こちらは2011年のリポート。今年2016年のテーマは「プリマドンナ」。単にオペラのプリマドンナを指すだけでなく、より広義な意味で、最前線で時代を切り開いてきた女性音楽家をテーマにしているそうです。したがって女性音楽家を多く紹介するプログラムになっているのですが、中でもスペシャル・イベント・デー(8/21) には、女性指揮者5名、女性作曲家4名、ヴァイオリン奏者、ピアニスト、ブルース歌手各1名、が登場します。華やかでパワフルな1日になりそうですね!

6月から8月にかけては、ヨーロッパやアメリカの各地で音楽祭が多く開催されます。ご参考まで、下記は2012年音楽祭リポート特集です。野外や湖上の会場もあり、夏のフェスティバルは開放感一杯です!

音楽祭と社会(vol.1-5)

10代の音楽祭(vol.1-5)

20代の音楽祭(vol.1-5)

ひと休み@タングルウッド音楽祭のリス


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