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没後100周年、ライプツィヒでマーラー音楽祭開催中


グスタフ・マーラー没後100周年となる今年(5月18日が命日)。今週よりライプツィヒのゲヴァントハウスでは、マーラー音楽祭が行われています。期間は5月17日~29日まで。地元ゲヴァントハウス管弦楽団以外にも、コンセルトヘボウ管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ウィーンフィルなど、世界の名門オケが出演します。プログラム、ライブ中継はこちらへ(数局あり)。 今年3月、パリ・オルセー美術館でマーラー展を鑑賞しました。マーラーの自筆譜ファクシミリ、愛用していた眼鏡、当時のプログラム、同時代にウィーンで活躍した美術界の風雲児クリムトの絵画など、展示物が盛りだくさんです。当時は指揮者として名声を馳せていたマーラーは、20世紀初頭のロマンティシズムからモダニズムへの変遷期において、「ハイパー・モダンな指揮者」と評されていました。1910年オットー・ビューラーによって描かれたシルエット画は、大きな身振りで跳び回るように指揮するマーラーの姿が描かれています。 色々見て廻っているうちに、ふとどこからともなく低い女性の声が。振り返ると、妻アルマが生前のマーラーを回想するビデオが上映されていました。シェーンベルクが彼らの家を訪ねてきた時、マーラーが彼を批判したことによって一瞬関係が決裂し、後日すぐに仲が戻ったというエピソードがありますが、「マーラーのシェーンベルクに対する批判は温情あるものだった」、などと語っていました。ちなみにアルマは、生涯にわたって多くの芸術家を惹きつけただけあり、晩年を迎えても毒々しい華と風格がありますね。 日本では現在「マーラー~君に捧げるアダージョ」が公開中。

#フェスティバル

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