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東日本大震災・海外でのチャリティコンサート


東日本大震災から2か月が経とうとしています。改めまして、犠牲になられた方のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。震災翌日から、海外でも多くのチャリティコンサートが開催されたり、開演前に黙祷を捧げるなど、各国のアーティストや聴衆が応援と励ましのメッセージを届けてくれています。改めて人と人は心の深い部分で結びついている・・と感じました。 先日、3月パリ・サルプレイエルで行われた慈善コンサートの様子をリポートしました(こちら)。五嶋みどりさんの気迫漲るバルトーク協奏曲第2番、そしてラジオ放送フィルハーモニー管弦楽団と中国の若手女性指揮者シャン・ジャンさんの色彩感豊かな「火の鳥(1919年版)」など、魂のこもった音楽を聴かせてくれました。会場には女優ジェーン・バーキンさんも姿を見せていましたが、とても気さくで心に国境をつくらない人、という印象。その直後彼女は「とにかく日本に行って何かしなければとおもったの!」と緊急来日して、復興支援コンサートを開いたようですね。(c) Agnieszka Zywertそして4月にはブリュッセルで堀米ゆず子さん主催のチャリティコンサートが開かれ、マルタ・アルゲリッチ、海老彰子さん等が出演しました。アルゲリッチと海老さんのラヴェル「マ・メール・ロア」は性質の違う二人の音が、時に溶け合い時に離れながら音楽が膨らんでいき、開放感に溢れるフィナーレが見事。アルゲリッチと堀米さんのシューマン・ヴァイオリンソナタ1番は、地底を這うような音から天上の音までが幾重ものうねりの中で出現し、抗えぬほどの自然の力、を感じたのでした。その他、ヴァイオリンと箏による宮城道雄「春の海」や武満徹「悲歌」などの邦人曲、シューベルトの五重奏曲など。ベルギー在住作曲家ニコラ・バクリ氏は「日本は文化的にも重要な国です。一日も早く復興してほしいと心から願っています」と語っていました。(月刊ショパン6月号にリポート)。チャリティコンサートはまだまだ続きます!

#コンサート

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