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新刊『MIT 音楽の授業』まもなく出版!

新刊『MIT 音楽の授業 ~世界最高峰の「創造する力」の伸ばし方』(あさ出版)が9月に出版されます(予約受付中)。


MITは科学・工学・テクノロジー分野の最高峰として知られていますが、実は Times Higher Education社の2019年度世界大学ランキングにおいて、「芸術・人文学分野」第2位にランクされています。意外ですよね。学生も「こんなにハードに人文学や芸術を学ぶことになるとは・・!」と言っていましたが、実際に取材してみると納得の内容でした(取材は昨年末)。


MITであれば、音楽を科学やテクノロジーと結びつけて学ぶのかと思われるかもしれませんが(それもありますが)、むしろとても人間的。人間としての感性や思考力、観察力、推察力、協働力、創造力を養うアプローチが貫かれています。それはMITが掲げる、「創造する人」を育てる教育哲学に由来しています。

授業の進め方もユニークで、たとえば「西洋音楽史入門」は音楽史を学びながら、同時にアカデミックスキルが身につくように設計されており、エッセイなども考察力が鍛えられます。(ハーバード大出身教授が担当)。またどの授業にも、生のコンサートに足を運び、リポートを提出するという課題がありました。

本書では音楽学科の授業取材・教授・講師・学生インタビューなどを踏まえ、未来世代の教育に必要なこと、音楽の可能性、などについて考察しています。どうぞ、お楽しみに!

■もくじ はじめに 世界最高峰MITで音楽が学ばれる理由(noteにて公開中) 第1章 なぜ「科学」と「音楽」が共に学ばれているのか? 第2章 人間を知る・感じる 第3章 しくみを知る・創る 第4章 新しい関わり方を探究する 第5章 他者・他文化・他分野と融合する 第6章 MITの教育から探る、未来を生きる世代に必要なこと 第7章 「いま・ここ」と「はるか未来」を見据えて おわりに 音楽で身体と心を揺らし、新たな世界の扉を開く


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